- 2020.06.18 Thursday
- 利用方法
【長文です】
商品説明欄に、見慣れない画像が登場しています。
こんな画像です。
実際の画像は、もう少し小さく、既存商品に随時登録中です。
少し前、お買い物時のメッセージ欄に、
「ショップの商品(生地)が、どの季節の着用におすすめなのか知りたい」とお書き添え下さったお客様がいらっしゃいました。
これまで、商品説明欄に、この季節におすすめです、という内容は、あまり積極的に記載しておりませんでした。
重ね着をしたり、裏地を付けたり、さらには作られるアイテムもバラバラなので、正確な情報を伝えられないのではないかな?という思いがあり。
メッセージをお寄せ下さったお客様は、
「お店に並んでいるとしたら、この頃です〜」というような感じでと書き添えて下さっていました。
このメッセージを読んだ時、厳密に正確な情報ではなくても良いのではないかな?と思いました。
全く見当違いな情報はダメでしょうが、多少のブレがあっても・・・OKで、購入時の情報のひとつ程度で、紹介しても良いかも、と考えをあらためました。
あらためたのは、よかったのですが、この画像表示にたどり着くまでに、
結局10日程、考えに考えました。
お客様のお申し出は、気温なども、との事でした。
本当に、様々なヒントを下さったお客様でした。
どの季節というからには、季節を幾つかに分けなければいけません。
まず考えついたのが、春夏秋冬。
しかし、春と言っても、冬の終わりの春もあれば、ぽかぽかの頃の春、夏が近づきつつある頃の春。
春だけでも、3つ。夏も初夏、盛夏、晩夏に分けられて、秋冬も同様に考えると、四季を通して12通り。
既存商品を12通りに当てはめていくのは気の遠くなるような作業で、ご利用されるお客様もパッと見て、理解しづらいだろうと。
12通りの分け方は多過ぎるという事で、次に考えたのが、「春前半・春後半」「夏前半・夏後半」「秋前半・秋後半」「冬前半・冬後半」。
これなら8通り。
8通りを円グラフみたいな感じで表示して、ここからここまで着用できる生地です、と表示させようとしました。
「春前半・春後半」この分け方、どうもスマートではない。
「春前半・春後半」「夏前半・夏後半」「秋前半・秋後半」「冬前半・冬後半」の文字が書かれた円グラフ、見た目的に堅い、堅過ぎる。
見た目も良くないし、8通りでも多いなという思いと、そもそも 春夏秋冬 という分け方が、分類をややこしくしているのかもしれない、と思い始めました。
春でも、半袖を着たり、長袖を着たりする事があったりするから。
四季で考えるのを止めて、他に考えたのが、
「月」、これは、即却下となりました。
そもそも、春=3.4.5月(私、そう思っていますが) と思っている人ばかりでもないと。
それに、日本は南北に長いので、北にお住まいのお客様にとっては、春=4.5.6月かもしれない。
暗礁に乗り上げ気味になったので、もう一度メッセージをお寄せ下さったお客様の文章を読み直し。
「気温」などと、おっしゃって下さっていたので、今度は、「気温」で考えてみる事にしました。
とても寒い時期 5℃以下
寒い時期 6-10℃
羽織が必要な時期 10-15℃
少し肌寒いけど快適 15-20℃
1枚で快適、+少し暑い 20-25℃
暑い 25℃ 以上
私は、気温をとても気にするので、気温で分類するのはいいなと思いました。
がしかし、この「〇℃」という部分が、日本気象協会の公式サイトを調べても、基準になるものがみつからない。
さらには、気温に敏感なお客様が、どの程度いらしゃるのか、その点も少し不安になってきました。
で、気温による分類も難しいな、と。
気温と服装との関係を調べていた時、「服装」にピン♪とひらめきました。
気温で分けるのは難しいけれど、服装なら、お客様もわかりやすいかもしれないと。
キャミソール
半袖
長袖
長袖+カーディガン
ダウンコート
この5つに分けていたのですが、最終的には、
半袖
長袖
軽め羽織
コート
の4つに分けました。
例えば、商品説明欄に、この画像が表示されている場合。
・上記のアイテムをお召し頂く時期、おすすめです、カラー表示(おすすめ)
という事は、
お客様ご自身が、「半袖」と「長袖」を着る季節に、おすすめの生地です。
という意味で、「軽め羽織」「コート」を着るような季節、
「少し寒くなった時期には、あまりおすすめできません」という意味です。
商品の中には、このような画像が表示されている場合もあります。
文字通り、年間通してお召し頂けます。
あまり季節感のない商品(生地)です。
少し薄手であっても、カーディガンやコートを羽織れば、軽め羽織の季節にも、
コートの季節にも着用できる商品(生地)がございます。
そのような商品は、年間通してお召し頂けますにしています。
「どの季節におすすめ?」というのは、
この生地で製作した服があった場合、私ならどの季節に着るかな?で、考えたものです。
極力、普通の感覚で、製作した作品事例や生地から服を想像し「おすすめの季節」を案内するようにしていますが、お客様の感覚と一致しない場合もあるかと思います。
その他、例えば「レース生地」など、春夏に限らず、おしゃれ着の部分使いとして、お使いになられる場合もあるかと思います。
「レース生地」がという訳ではございませんが、「どの季節におすすめか」が難しい場合もございます。
その場合は、この画像を表示させない予定です。
(只今、掲載作業中です、表示させていない訳では、ございません)
◎この画像は、購入時の情報のひとつとして捉えて下さい。
◎商品説明文も合わせて、ご確認お願いします。